UnityのMonoBehaviourクラス

UnityにはUpdateやStartのように呼び出しを記述しなくても実行されるMonoBehaviourクラスというものがあります。
Unityの核とも言える部分ですが、慣れないうえに数も多いので自分なりにまとめようと思います。

基本的には訳しただけです。
公式のリファレンスはコチラ
Unity Script Reference – MonoBehaviour

Functions

Overridable Functions

概要

Invoke

関数を指定秒後に実行する

InvokeRepeating

関数を指定秒後から指定間隔で実行する

CancelInvoke

Invokeで呼ばれている関数をキャンセルする

IsInvoking

Invokeで呼び出された関数があるかどうかを調べる

StartCoroutine

コルーチンを開始する(JSの場合は使わなくても良い)

StopCoroutine

コルーチンを停止する

StopAllCoroutines

そのスクリプト内のコルーチンをすべて停止する

Update

MonoBehaviourが有効になっている場合に毎フレーム呼び出される

LateUpdate

Behaviourが有効になっている場合、すべてのUpdate関数が呼び出された後に毎フレーム呼び出される

FixedUpdate

MonoBehaviourが有効になっている場合に固定されたフレームレート毎に呼び出される。Rigidbodyを扱っているときに使用

Awake

スクリプトがロードされたときに呼び出される

Start

Updateが最初に実行される直前に呼び出される

Reset

値をデフォルト値に戻す(エディットモード時にスクリプトを右クリックから実行)

OnMouseEnter

マウスがGUIElementかColliderに接触したときに呼び出される

OnMouseOver

マウスがGUIElementかColliderに接触したときに毎フレーム呼び出される

OnMouseExit

GUIElementかColliderからマウスが離れたときに呼び出される

OnMouseDown

GUIElementかCollider上でマウスボタンを押したときに呼び出される

OnMouseUp

マウスボタンが離されたときに呼び出される

OnMouseUpAsButton

マウスボタンを押したときと同じGUIElementかCollider上でマウスボタンを離したときに呼び出される

OnMouseDrag

GUIElementかCollider上でマウスボタンを押している間、毎フレーム呼び出される

OnTriggerEnter

Is Triggerにチェックが入っているColliderと接触したときに呼び出される

OnTriggerExit

Is Triggerにチェックが入っているColliderから離れたときに呼び出される

OnTriggerStay

Is Triggerにチェックが入っているColliderと接触している間、毎フレーム呼び出される

OnCollisionEnter

colliderまたはrigidbodyがcolliderまたはrigidbodyと接触したときに呼び出される
OnTriggerEnterと違い、接触した時の座標や速度などの情報も渡される
衝突する側とされる側のどちらかにKinematicでないRigidbodyが必要

OnCollisionExit

colliderまたはrigidbodyがcolliderまたはrigidbodyと離れたときに呼び出される
他OnCollisionEnterと同様

OnCollisionStay

colliderまたはrigidbodyがcolliderまたはrigidbodyと接触している間、毎フレーム呼び出される
他OnCollisionEnterと同様

OnControllerColliderHit

controllerがcolliderと接触している間、呼び出される

OnJointBreak

接続されたjointが破壊されたときに呼び出される

OnParticleCollision

パーティクルがcolliderと接触したときに呼び出される
World Particle Colliderを追加してSend Collision MessageをONにすることが必要

OnBecameVisible

Rendererが表示状態になったときに呼び出される

OnBecameInvisible

Rendererが非表示状態になったときに呼び出される

OnLevelWasLoaded

新しいレベル(シーン)が読み込まれたときに呼び出される

OnEnable

動作が有効になったときに呼び出される

OnDisable

動作が無効になったときに呼び出される

OnDestroy

GameObjectが消去されたときに呼び出される

OnPreCull

カメラが表示する領域を選別する直前に呼び出される
カメラにのみ適用可能

OnPreRender

カメラがシーンをレンダリングする前に呼び出される
カメラにのみ適用可能

OnPostRender

カメラがシーンをレンダリングした後に呼び出される
カメラにのみ適用可能

OnRenderObject

カメラがシーンをレンダリングした後に呼び出される
カメラに以外にも適用可能

OnWillRenderObject

カメラにレンダリングされてる間、呼び出される

OnGUI

GUIイベントをレンダリング、扱うために呼び出される

OnRenderImage

すべてのイメージがレンダリングされた後に呼び出される(pro版のみ)

OnDrawGizmosSelected

Sceneウィンドウでオブジェクトが選択されているときにGizmoを描画するために呼び出される

OnDrawGizmos

SceneウィンドウでGizmoを常に描画するために呼び出される

OnApplicationPause

フォーカスが移動して中断、再開したときに呼び出される

OnApplicationFocus

フォーカスが移動したときに呼び出される

OnApplicationQuit

プレイモードの停止時、webページを閉じるときに呼び出される

OnPlayerConnected

サーバーに新しいプレイヤーが接続したときに呼び出される

OnServerInitialized

サーバーでNetwork.InitializeServerが実行完了したときに呼び出される

OnConnectedToServer

サーバーに接続したときに呼び出される

OnPlayerDisconnected

プレイヤーがサーバーとの接続を解除したときに呼び出される

OnDisconnectedFromServer

サーバーとの接続が解除されたときに呼び出される

OnFailedToConnect

接続に失敗したときに呼び出される

OnFailedToConnectToMasterServer

マスターサーバーとの接続に失敗したときに呼び出される

OnMasterServerEvent

マスターサーバーからイベント報告を受け取るときに呼び出される

OnNetworkInstantiate

Network.Instantiateでインスタンス化されたオブジェクトに対して呼び出される

OnSerializeNetworkView

ネットワークビュー監視下のスクリプト内で変数の同期をカスタマイズするのに使用


Leave a Reply




Back to Top ↑